クラウン. wst(ライトブルー)
¥18,900 税込
SOLD OUT
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※C3yoyodesign日本正規代理店「REWIND」より商品写真、商品説明文を引用
クラウン.wsのバイメタルバージョン、『クラウン.wst』です。
『wst』は、ワイドスタイルと、ステンレススティールを合わせて略した造語であり、幅広になったクラウンにステンレスリムを載せて、バイメタル化したヨーヨーとなっております。
基本コンセプトは、クラウン.wsと同じく「幅広で、とにかく乗る」…そこにわかりやすく、パワーをがっつり載せたヨーヨーになっています。
このパワーは、もしかしたらクラウンシリーズで、一番かもしれません。
<開発時の小話>
以前紹介したように、クラウン.wsは、”偶然” 生まれたヨーヨーでした。
それに対して『wst』は、『ws』をベースにできたことで、もっと綿密に開発をできました。
『ws』が製作決定した段階で、『wst』も製作計画が立ち上げられました。
これは当然、通常版の『クラウン』と『クラウン.st』が存在するからであって、ほぼ自動的に決定したような感じです。
実際、SNS上では、「『ws』はバイメタル化しそう」「そうしたら名前は『wst』になるのでは?」と予想してる方もいました。
「これは期待されている…!」と思いつつも、実は『ws』が、すんなり製品版の図面が固まったのに対して、『wst』のほうは、プロトタイプを少し多めに、重ねることになります。
開発初期のプロト版『クラウン.wst』第一号では、リムの幅がかなり細めで、通常版の『クラウン.st』のリムよりも細くなっていました。
初期の『wst』のコンセプトは、軽快さ重視。『ws』のバイメタル版であるということと、幅広ヨーヨーが持つ特性を伸ばす、という方向で開発していて、実際に、このプロト版は要望通り、軽快さに振り切ったバイメタルとして完成しました。
ただ、なんとなく思ったんです。「パンチが弱い」と。
軽快さに振り切ったとはいえ、これはバイメタルです。
単一素材構成であるモノメタルのほうが、素直なフィーリングもあわさって、より軽快なフィーリングが強調されます。つまり、軽快さだけを見ると『クラウン.ws』には敵いませんでした。
もちろん『クラウン.ws』よりパワーは上がっていますが、それなら『クラウン.st』のほうが力強い。いいヨーヨーなのに、『wst』自身のポジションが、回りに押しだされてしまっているように思いました。
そこであえて、これまでのクラウンシリーズにない方向性に、振り切ることにしました。
「フィーリングを重くしていい」
「もっと回転力をくれ」
当然C3は、僕が軽快なヨーヨーが好きなことを知っているので、
「本当にいいのか?」
と、何度か念を押されました。
何グラムまでは増やしていいか、リムの形はどこまで変更していいか、リムの幅はどう広げるか。図面上は数ミリの変更でも、ヨーヨーにとってはかなり大きな変更でしたので、より入念な打ち合わせと、プロトタイプの製作を短期間で重ねました。
『ws』が全国大会で発売して、おかげさまでかなりの販売数を記録していたので、あわよくば、世界大会に間に合うように。
そこから急ピッチで製作し、無事、世界大会のリリースに、間に合いました。
<性能面>
完成した『クラウン.wst』は、<strong>これまでのクラウンシリーズ史上、もっともパワフルなヨーヨー</strong>に仕上がりました。
僕の個人的な感想ですが、比較的パワー寄りである『ルーク』よりもパワフルです。
ステンレスリムが一気に幅広に、かつ体積も増していますので、63g台という軽量で48mm台というワイド形状なのに、明らかにパワーが増しています。
ホリゾンタル耐性も高くて、実重量が軽い。<strong>完全に僕好みです。</strong>
つまり『ws』と『wst』は、同じワイド系でありながら、幅広ならではのアドバンテージを、まったく違う方向に活かしたヨーヨーになりました。
幅広だからこそ軽快さに振りきった『ws』
幅広だからこそリムの太さを活かす『wst』
間違いなく言えるのは「どちらも一度は振ってほしい!」ということ。
クラウンシリーズにとっての、初めての挑戦が詰まった一作です。
ぜひ、手にとってください。
【スペック】
直径:55.0 mm
幅:48.0 mm
重量:63.7 g
ベアリングサイズ:C
パッドサイズ:スリム
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¥18,900 税込
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